みなさま初めまして。ヤナセ矯正歯科院長の川元麻実子です。
当サイトを初めてご覧になった方は
「矯正歯科で乗り物恐怖症改善?」と思われたかもしれませんね。
歯科医師の私が「乗り物恐怖症克服プログラム」を作ったワケは、
10年ものあいだ重い乗り物恐怖症に苦しめられていたことにあります。
自分自身を変えることができた心理学の知識や催眠療法で、
同じ症状に苦しむ方を一人でも助けられたら、という強い想いのもと、
この試みをスタートいたしました。
「乗り物恐怖症克服プログラム」とは、実際の登場シミュレーションに近い体験と、
乗り物恐怖症の方が制約の無い自由な日常生活を送れるよう、
一緒に考えていくカウンセリングを行っています。
初回のお問い合わせは必ずお電話でお願いします。
その後「ヤナセ矯正歯科、乗り物恐怖症改善治療」
予約フォームより必要事項をご記入下さい。
内容によっては、お受け出来ない場合もありますので、ご了承下さいませ。
事前に頂いたメールの内容を基に 直接院長がお話を伺います。
ご自身に起こる問題を多角的に分析していきます。
当院の特徴である シュミレーションとカウンセリングを 組み合わせ治療をどのように行っていくかを一緒に考え、 実行していきます。
ご自身に克服する自信が持てたら実際、 飛行機に乗る事を挑戦してもらいます!
五感全てに働きかけるカウンセリングを
行います
私が「乗り物恐怖症」になったのは、30歳の時に大阪のユニバーサルスタジオジャパンでスパイダーマンの乗り物に乗った時からです。
その映像のスピードの速さと乗り物の揺れの強さに恐怖を感じ「今すぐ降りたい!!」と強く望んだにも関わらず、すぐ降りられない「更なる恐怖」で気が狂いそうになったことがきっかけでした。
診断は「パニック障害」
「閉じ込められて、降りられない状態になる」と考えると電車などの乗り物を見るだけで、精神的な恐怖で、動悸や発汗、手足の震えなどの身体的症状が出るようになり、最後には息の吸い方までわからなくなりました。このような症状が続くので、私は思い切って精神科へ行く事にしました。
診断の結果は、「パニック障害」
この結果、抗うつ薬や抗不安薬などの薬を服用して治療をすることになりました。数年が経ち、薬のおかげで短時間で乗車する各駅停車の電車に乗れるまで回復しましたが、長時間乗車する快速電車や新幹線は無理でした。
恐怖の乗り物、電車での体験
そのころ、私の子供の通学の関係で池袋に住み、私は通勤に電車を利用していました。
ある日、帰宅時に電車を利用した時です。私は仕事の疲れで、座席に座っていたら寝てしまい、赤羽駅で降りるはずが、気が付いたら、1駅先の尾久駅まで乗り過ごしていました。このまま上野駅まで行き、山手線で池袋駅まで行こうかと考えましたが、時間がかかることから、「子供達がお腹を空かせて待っている」と思い、「短時間で帰ろう!たった4分間の乗車」と自分に言い聞かせて、赤羽駅までの1駅間、満員電車に乗りました。
その時です。運命のいたずらか、信じられないことに電車が事故で止まってしまい、私は車内に閉じ込められてしまいました。その間約20分。
私は、気が狂いそうになり、混雑の中、人をかき分け窓から飛び降りたい衝動にかられながらも、早く電車が動き出すことだけを願っていました。
この体験から、日常生活を送れるまでに回復していたパニック障害は、更に重くなり、普段の生活で、些細な音までが恐怖になり、地面に立っているのに、足が地についていない感じを受けるようにまでなりました。
再度精神科で新たな手法「カウンセリング」
そこで再度、精神科に通い薬を服用しながら、今度は「カウンセリング」を受けることにしました。そのカウンセリングは、パニック障害の治療効果が高い「認知行動療法」というもので、認知の問題を修正し、適応的な認知へと変容していく事によって、情緒の安定や行動の修正を行う治療法です。
このカウンセリングの効果で症状はかなり改善しました。しかしながら、慣れない場所や長時間乗車する新幹線などの恐怖は続き、以前よく海外旅行で利用した飛行機は、なおも最大の恐怖で、その後7年間、評判の良いカウンセラーの「カウンセリング」を受けても、飛行機には乗れるようになりませんでした。
夢を実現、飛行機に乗る!
40歳半ば、人生の折り返し地点に立ち、私はこのまま「乗り物恐怖症」のために、乗り物に制約があり、生きづらい人生を続けたくないという思いから、最大の課題である「飛行機に乗れるようになる!」という決意を固めました。
それから、私は、自分に起こる事柄の理屈を知りたく、心理学を学ぶ事により、自分自身で「乗り物恐怖症」を乗り越える方法も勉強を始めました。
まずは、通信教育で「心理学」の基礎を学び、次に、実践型のスクールに通いました。このスクールで「NLP(神経言語プログラミング)」という、自分の考え、思い癖のプロセスを自分自身で書き換えることができるというプログラミングを学びました。催眠療法の勉強も役に立ちました。これが自分の大きな転機となり飛行機に乗るために、自分が搭乗したシュミレーションを頭の中で何回も繰り返した結果、「乗り物恐怖症」を克服し念願の飛行機に搭乗することができました。
乗り物恐怖症の皆さまと一緒に
このような私の体験を通じて習得した「乗り物恐怖症克服プログラム」で、実際の搭乗シュミレーションに近い体験ができる場所があれば改善も早いと考え、催眠療法と組み合わせたカウンセリングのほか、シュミレーションができる場所も用意し、一人一人に合った「乗り物恐怖症」を克服するプログラムを一緒に考えていくカウンセリングを行っていきたいと思っています。そして、乗り物恐怖症の方が、制約のない自由な日常生活を送れるようになって欲しいと考えています。
ヤナセ矯正歯科
院長 川元 麻実子
ヤナセ矯正歯科
院長 川元 麻実子
取得資格
メンタル心理カウンセラー資格認定
上級心理カウンセラー資格認定
ケアストレスカウンセラー資格認定
青少年ケアストレスカウンセラー資格認定
NLPプラクティショナーコース修了
NLPマスターコース修了
TA(交流分析)カウンセラー資格認定
バッチフラワーカウンセラー資格認定